「終活、いつかやりたい。でも、紙のエンディングノートは挫折しそう」
そんな方に、近年広がっているのが 終活アプリです。
スマホ 1 つで、エンディングノート、デジタル遺品の管理、家族へのメッセージ ── すべてが完結。 紙よりも続けやすい設計で、完全無料のアプリも多数あります。
この記事では、2026 年 5 月現在、主要な終活アプリ 5 つを徹底比較しました。
終活アプリとは
スマホやタブレットで使える、デジタル版のエンディングノート + α のサービスです。
主な機能:
- エンディングノート: 自分の希望・財産情報を記録
- デジタル遺品管理: SNS / クラウド / サブスクの ID 管理
- 家族との共有: 必要な時に家族が情報を引き継げる
- タイムカプセル: 死後に届くメッセージ
- 本人確認・電子署名: 信頼性確保
紙のエンディングノートとの違い:
- スマホでいつでもどこでも記入できる
- アップデート簡単(紙だと書き直しが面倒)
- クラウド保存で紛失リスクなし
- 死後自動判定などデジタル独自の機能
比較対象 5 選
| アプリ | 運営 | 特徴 | 月額 | |—|—|—|—| | SouSou | 株式会社そうそう | マイナンバーカード連携・タイムカプセル | 無料 | | つなぐノート | デジタルリーガル | デジタル遺品の ID 管理特化 | 無料 | | わが家ノート | 三菱UFJ信託銀行 | 家族共有・見守り機能 | 無料 | | わたしの未来 | DMM | 一人で気軽に始められる | 無料 | | 遺言.JP | 弁護士.com | 法的有効な遺言書の作成補助 | 無料・有料あり |
すべて 無料プラン あり。本格的な機能は有料化しているものもあります。
アプリ 1: SouSou ── マイナンバーカード連携で 2026 年注目
概要
株式会社そうそう(埼玉県川口市)が提供。世界初のマイナンバーカード連携で死後を自動判定する画期的な仕組みが特徴。
2025 年 7 月本格始動、半年で 5,000 人が登録。 DX イノベーション大賞 2025 ベンチャー部門優秀賞、日経クロストレンド「未来の市場をつくる 100 社 2026 年版」選出。 App Store 評価 4.7。
主な機能
1. 質問形式のエンディングノート: 質問に答えるだけで完成 2. デジタル手紙タイムカプセル: 死後に家族にメッセージが届く(誕生日や記念日指定可) 3. オンライン追悼スペース: 家族・友人がメッセージを残せる 4. マイナンバーカード連携: 公的個人認証で本人確認・死後自動判定
こんな人におすすめ
- マイナンバーカードをすでに持っている
- 家族にメッセージを残したい
- 信頼性の高いアプリを使いたい
- スマホ操作に抵抗がない
注意点
- マイナンバーカードの設定がやや手間
- まだサービス開始直後で、機能拡張中
公式リンク
実際に試す場合は、以下から確認できます。
アプリ 2: つなぐノート ── デジタル遺品の ID 管理に特化
概要
デジタルリーガル株式会社 提供。 SNS、クラウドストレージ、サブスク、暗号資産 ── デジタル遺品の ID とパスワード管理に特化した終活アプリ。
主な機能
1. ID 管理: 銀行・SNS・サブスクの ID を一元管理 2. デジタル形見: 写真・動画・メッセージを家族に 3. 緊急連絡網: 家族・友人の連絡先
こんな人におすすめ
- ネット銀行・暗号資産を使っている
- SNS アカウントが多い
- デジタル遺品が心配
注意点
- 一般的なエンディングノート機能は薄め
- アプリ単体で完結したい人向き
アプリ 3: わが家ノート ── 三菱UFJ信託銀行の安心感
概要
三菱UFJ信託銀行 が提供する終活アプリ。 家族との共有・見守り機能が充実。大手銀行が運営する安心感が魅力。
主な機能
1. エンディングノート: 紙のノート同等の項目を網羅 2. 家族共有: 家族メンバーを招待して情報を共有 3. 見守り機能: 一定期間ログインがないと家族に通知 4. 相続・遺言の相談: 三菱UFJ信託銀行と連携
こんな人におすすめ
- 家族と一緒に終活を進めたい
- 大手銀行の安心感を重視
- 相続の相談もしたい
注意点
- 三菱UFJ信託銀行との連携が前提(口座は不要)
アプリ 4: わたしの未来 ── 一人で気軽に
概要
DMM 系列のシンプルな終活アプリ。 「一人で気軽に始められる」がコンセプト。
主な機能
1. エンディングノート: 質問形式・写真添付可 2. タイムライン: 自分の人生年表を作成 3. デジタル遺品: ID 管理(限定的)
こんな人におすすめ
- まず一人で始めたい
- 操作がシンプルなものが良い
- 30-40 代の若い世代
注意点
- 高度な機能は有料
- 家族共有機能は弱め
アプリ 5: 遺言.JP ── 法的に有効な遺言書を作成
概要
弁護士.com 提供。 他のアプリと違い、法的に有効な遺言書の作成補助に特化。
主な機能
1. 遺言書作成テンプレート 2. 公正証書遺言の手続き案内 3. 弁護士相談(有料)
こんな人におすすめ
- 財産が複雑(不動産・株式・暗号資産)
- 親族間でトラブルが予想される
- 法的に確実な遺言を残したい
注意点
- エンディングノート機能は別途必要
- 弁護士相談は有料
5 アプリの選び方フローチャート
“` まず 1 つ目を選ぶなら ──
❓ マイナンバーカードを持っている? YES → SouSou NO → 次へ
❓ デジタル遺品(SNS・サブスク)が多い? YES → つなぐノート NO → 次へ
❓ 家族と一緒に始めたい? YES → わが家ノート NO → 次へ
❓ 財産が複雑(不動産・株式)? YES → 遺言.JP NO → わたしの未来(最もシンプル) “`
終活アプリを使う 3 つの注意点
1. アプリの存続性
スタートアップが運営するアプリは、会社が倒産すると使えなくなるリスク。 大手・国家認定(マイナンバーカード連携)・上場企業系を選ぶと安心。
2. 死後の引き継ぎ方法
アプリのデータを家族がどう取り出すかを確認しておく。 SouSou のマイナンバーカード自動判定は、これを解決する画期的な仕組み。
3. 紙との併用
アプリだけに頼らず、重要事項は紙でも控えを残す。 万一スマホが使えなくなった時の保険として。
私のおすすめ: SouSou + 紙のエンディングノート
色々試した結果、SouSou + 紙のエンディングノート の組み合わせが現時点でベストと考えています。
- SouSou: マイナンバーカード連携で死後自動判定、タイムカプセル機能で家族へのメッセージ
- 紙のエンディングノート: いざという時の物理的バックアップ、銀行口座など重要事項
両方使っても完全無料 + 紙ノート 1,500 円程度。 始めやすく、続けやすく、いざという時に確実です。
終活アプリと手元供養を組み合わせる
終活アプリで「自分の死後の希望」を残し、それと並行して 手元供養 で先に逝った大切な人を身近に感じる ── これは現代の供養スタイルとして、とてもバランスの取れた組み合わせです。
「残す側」としての終活と、「残された側」としての供養。 両方をスマホとリビングで完結させられる時代になりました。
まとめ
| アプリ | 一言で | |—|—| | SouSou | マイナンバー × タイムカプセル | | つなぐノート | デジタル遺品 ID 管理特化 | | わが家ノート | 三菱UFJ信託銀行・家族共有 | | わたしの未来 | DMM・シンプル一人用 | | 遺言.JP | 法的有効な遺言書 |
最初の 1 つは、自分のライフスタイルに合うものを。 無料なので、複数試してから本命を決めるのもおすすめです。
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